内島萌夏 世界39位に屈し4強逃す

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内島萌夏(1月)
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女子テニスのオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ルーアン、室内クレー、WTA250)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの内島萌夏は第3シードのO・ダニロビッチ(セルビア)に6-7 (9-11), 6-4, 1-6のフルセットの激闘の末に敗れ準々決勝敗退となり、ベスト4進出を逃した。

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23歳で世界ランク60位の内島は今月12日と13日に行われた国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナル予選 グループA(日本/東京、室内ハード)でシングルス2勝をあげ、日本の2年連続となるファイナル進出に大きく貢献。

その後、内島はすぐにフランスへ移動し今大会を迎えると、1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク206位のN・ブランカッチョ(イタリア)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同303位のL・ボワソン(フランス)を下しツアー大会で約2年6ヵ月ぶり2度目のベスト8進出を果たした。

24歳で世界ランク39位のダニロビッチとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、内島は第5ゲームでブレークポイントを握ると相手のダブルフォルトで先にブレークに成功するが、直後の第6ゲームでブレークバックを許し追いつかれる。その後は両者キープを続けタイブレークへ。このタイブレークで内島は3-6から追いつき5度のセットポイントをしのぐ粘りをみせたが、最後はダニロビッチに振り切られ先行される。

続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークポイントを握られた内島はドロップショットを試みるもネットにかけ先にブレークを許す。内島はその後ダニロビッチのサービスを崩せずにいたが、第8ゲームでこのセット初のブレークポイントを握ると、ラリー戦を制しブレークバックを果たす。さらに内島は第10ゲームでもストローク戦で打ち勝ちブレークに成功。終盤で4ゲームを連取し1セットオールに追いつく。

しかしファイナルセット、第1ゲームでブレークを許した内島は第5ゲームでもブレークを奪われると、その後ブレークバックを果たせず、最後は第7ゲームで3度目のブレークを奪われ力尽き、ツアー大会で初の4強入りとはならなかった。

勝利したダニロビッチは準決勝で世界ランク69位のS・ラメンス(オランダ)と予選勝者で同291位のT・ラコトマンガ ラジャノア(フランス)のどちらかと対戦する。


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(2025年4月18日23時09分)
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