男子プロテニス協会のATPは18日に公式サイトを更新し、20歳で世界ランク14位のA・フィス(フランス)のインタビューを掲載。フィスは「最も特別な瞬間は東京でのタイトル獲得だろう」と語った。
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フィスは現在バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に昨年に続き2度目の出場中。初出場の昨年はベスト8の成績を残している。
今大会には第7シードとして出場しており、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク99位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)、2回戦で同49位のP・マルティネス(スペイン)をいずれもストレートで下した。準々決勝では第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が第1セット途中で棄権したため、準決勝に駒を進めた。準決勝では第1シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。
フィスはこれまで2023年5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)、2024年7月のハンブルグ・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)、同9月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)で3度のツアー優勝を飾っている。
今回のインタビューでは、キャリアで最も特別な瞬間や最大の功績について語っている。
「僕のキャリアで最も特別な瞬間は東京でのタイトル獲得だろう。素晴らしい試合がいくつかあり、厳しい戦いの連続だった」
「最初の試合は3セットを戦い、2試合目はマッテオ(M・ベレッティーニ(イタリア))が棄権したんだ。その後のベン(B・シェルトン(アメリカ))、ホルガー(H・ルーネ(デンマーク))、そしてウゴ(U・アンベール(フランス))との試合は2時間をはるかに超える戦いだった。体力的にも、あらゆる面で非常に厳しいものだった。こんな長時間戦う覚悟ができていたのは、今では素晴らしい思い出なんだ」
「最大の功績は、東京と地元リヨンだね。最高のタイトルだからさ」
また今後の目標については「グランドスラムの最終ラウンドに進むこと、そしてランキングでトップに立つことだ」と締めくくっている。
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