男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP500)は20日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第2シードのB・シェルトン(アメリカ)に6-2, 6-4のストレートで快勝し7年ぶり3度目の優勝を飾るとともに、ツアー大会で24度目のタイトルを獲得した。
>>【動画】ズベレフ 誕生日に7年ぶり3度目V!優勝の瞬間!<<
この日28歳の誕生日を迎えた世界ランク3位のズベレフ。今季は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったが、その後に出場した大会では早期敗退が続き苦戦を強いられていた。
そのズべレフが同大会に出場するのは5年連続11度目。2017年・2018年に連覇を果たしている。
今大会は1回戦で世界ランク40位のA・ミュレール(フランス)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同68位のD・アルトマイヤー(ドイツ)、準々決勝で同37位のT・フリークスポール(オランダ)、準決勝で同77位のF・マロジャン(ハンガリー)を下し決勝に駒を進めた。
22歳で世界ランク15位のシェルトンとの顔合わせとなった決勝戦、ズベレフはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブ1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じてアンフォーストエラーをわずか7本に抑える安定したプレーで終始主導権を握り、1時間11分で7年ぶり3度目の優勝を決めた。なお、同大会3度のタイトル獲得は元世界ランク16位のP・コールシュライバー(ドイツ)に並び最多タイ記録となった。
ズベレフがツアー大会で優勝するのは昨年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)以来、約5ヵ月ぶり24度目。今季では初のタイトル獲得となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のズベレフのコメントを掲載している。
「本当に特別なことだ。ドイツの大会で優勝するのはいつも嬉しい。おそらく、僕ができる最も特別なことだろう。最高の誕生日プレゼントと言っていいだろうね」
一方、敗れたシェルトンはツアー大会3度目の制覇とはならず準優勝となった。
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