1年ぶりV王手「全力尽くす」

ゲッティイメージズ
勝利したシェルトン
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP500)は19日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのB・シェルトン(アメリカ)が第5シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を2-6, 7-6 (9-7), 6-4の逆転で破り初の決勝進出を果たすとともに、ツアー大会で約1年ぶり3度目の優勝に王手をかけた。

>>【史上初、米選手がクレーで4強】<<

22歳で世界ランク15位のシェルトンが同大会に出場するのは今回が初。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク410位のB・ゴヨ(クロアチア)、2回戦でラッキールーザーで本戦入りした同89位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、準々決勝で同47位のL・ダルデリ(イタリア)を下し4強入りした。

26歳で世界ランク22位のセルンドロとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、シェルトンは第5ゲームから4ゲーム連取を許し先行される。

それでも第2セット、シェルトンは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークをものにし、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、シェルトンは第1ゲームでブレークを奪われるも、その後は立て直し相手にブレークポイントを与えずキープを続け、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間7分で逆転勝ちを収めた。

シェルトンがツアー大会で決勝に進出するのは昨年10月のスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)以来、約6ヵ月ぶり4度目。決勝では昨年4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)以来、約1年ぶり3度目のツアー優勝を狙う。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシェルトンのコメントを掲載している。

「僕にとって大きな勝利だ。クレーコートで彼(セルンドロ)のような選手に勝てたことは大きな自信になる。そして、ヨーロッパでATP500の決勝に進出できて本当に嬉しい。ミュンヘンでは良いプレーができているし、ミュンヘンのエネルギーが大好き。明日はタイトル獲得に向けて全力を尽くすつもりだ」

勝利したシェルトンは決勝で、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準決勝で世界ランク77位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。


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(2025年4月20日12時06分)
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