男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500) は19日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が第7シードのA・フィス(フランス)に6-2, 6-4のストレートで快勝し、同大会2年ぶり3度目、ツアー大会では2週連続の決勝進出を果たすとともに、優勝に王手をかけた。
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21歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会の本戦に出場するのは2年ぶり4度目。2022年・2023年には連覇を飾っている。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク126位のE・クイン(アメリカ)、2回戦で予選勝者で同80位のL・ジェレ(セルビア)、準々決勝で第5シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を下し4強入りを決めた。
20歳で世界ランク14位のフィスとの若手対決となった準決勝、アルカラスはファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じてアンフォーストエラーを38本犯したフィスに対してアルカラスは終始安定したプレーで主導権を握り、1時間15分で決勝進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のアルカラスのコメントを掲載している。
「子供の頃から日曜日の決勝戦をここで観戦していた。ここでは2回(決勝で)プレーした。再びバルセロナで決勝戦に出場できることは大きな意味がある。(故郷の)ムルシアから来た友人たち、そしてもちろんバルセロナの皆さんの前にいる。本当に楽しくて素晴らしい1週間だった。明日はトロフィーを持って締めくくれるかどうか楽しみだ」
アルカラスはこれで優勝を飾った前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に続き、2週連続となるツアータイトル獲得に王手をかけた。また、マッチ連勝記録も9に伸ばした。
アルカラスは決勝で第6シードのH・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは準決勝で世界ランク27位のK・ハチャノフを下しての勝ち上がり。
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