協会批判の選手を一刀両断「情けない」

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エヴァンス
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男子テニスで世界ランク129位のD・エヴァンス(イギリス)は、ナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)に出場している同19位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が1日にSNSで男子プロテニス協会のATPに対し苦言を呈したことについて自身のSNSを更新し「情けない」とコメントした。

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ダビドビッチ フォキナはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)で、現地8月1日に組まれた自身の3回戦の開始時刻について不満を表明。ATPに苦言を呈した。

「今日は、ATPに対する失望と不満を共有したいと思う。明日、すべての試合は12時30分開始なのに、僕たちの試合だけが11時開始に設定されている。僕たちは会場から1時間離れた場所に滞在しているため、良いコンディションで到着するには非常に早起きしなければいけない」

「変更をお願いしたが、返ってきた答えは『すでにチケットや放映権などが売れているので変更はできない』というものだった。またしても、選手のことはまったく考慮されていないのだと痛感した」

「今日は他の選手がこの状況に遭い、明日は僕、そしてその翌日からはまた全試合が12時30分開始に戻る。コートには十分な空きがあるにもかかわらず、11時に試合をするのは僕たちだけ。ATPはいつも『改善する』と言うが、何も変わらない。今回が初めてではないし、内側にいると、外から見えるほど素晴らしくはないことに気づかされる」

これに対しエヴァンスはダビドビッチ フォキナの投稿にかぶせてストーリーズを更新し「目を覚ましてプレーしろ。世界は起きて9時から5時、もしくは8時から6時まで働く。情けない」と一刀両断した。

なお、ダビドビッチ フォキナは3回戦で第12シードのJ・メンシク(チェコ)を下しベスト16進出を果たしており、4回戦で第6シードのA・ルブレフと対戦する。


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(2025年8月2日11時46分)
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