男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間8月1日(現地7月31日)、シングルス3回戦が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第32シードのM・アルナルディ(イタリア)を6-7 (5-7), 6-3, 6-2の逆転で破り2年連続5度目のベスト16進出を果たすとともに、現役選手で5人目となるツアーレベルマッチ通算500勝目を挙げた。
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28歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは3年連続7度目。2017年にはR・フェデラー(スイス)を下し優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク88位のA・ウォルトン(オーストラリア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下し、3回戦へ駒を進めた。
24歳で世界ランク41位のアルナルディとの顔合わせとなった3回戦、ズべレフは両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを落とし先行される。
それでも第2セット、第2ゲームでブレークに成功したズべレフはそのリードを守り切ってこのセットを取り返す。
ファイナルセットに入ってもズべレフの勢いは衰えず、1度もブレークポイントを与えることなく安定してキープを重ね、リターンゲームでは2度のブレークを果たして2時間46分で勝利。ベスト16進出を果たした。
この勝利により、ズべレフはツアーレベルでマッチ通算500勝を達成。これは現役選手ではN・ジョコビッチ(セルビア)、M・チリッチ(クロアチア)、G・モンフィス(フランス)、S・ワウリンカ(スイス)に次いで5人目となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「素晴らしい達成だよ。そうそう到達できる数字じゃない。自分が正確に何勝かはわからなかったけど、500勝に近いのは知ってたよ。間違いなく特別なこと。でも、だからといって自分がやるべきことが変わるわけじゃない。これからも努力して、次の500勝を目指すだけだ」
なお、ズべレフは4回戦で第14シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは3回戦で世界ランク46位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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