女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間31日(現地30日)、シングルス2回戦が行われ、世界ランク49位の大坂なおみが第13シードのL・サムソノヴァを4-6, 7-6 (8-6), 6-3の逆転で破り、6年ぶり3度目の3回戦進出を果たした。大坂は試合後「コートにボールを入れ続けようとしました」と語った。
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27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっている。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク515位のA・アルセノー(カナダ)を下し2回戦に駒を進めた。
26歳で世界ランク16位のサムソノヴァとの顔合わせとなった2回戦、大坂は第1ゲームでいきなりブレークを許し第1セットを落とす。
続く第2セット、第3ゲームで先にブレークを奪われた大坂は、その後ゲームカウント3-5とし後がなくなる。さらに、相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは相手にマッチポイントを握られる。
それでも、これを凌いだ大坂はこの崖っぷちの場面でブレークバックに成功し、勝負をタイブレークに持ち込む。このタイブレークで大坂は2-5とリードされるも逆転し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、大坂はファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークを果たし、2時間37分の激闘を制した。
土壇場から試合をひっくり返した大坂は試合後のオンコートインタビューで「彼女(サムソノヴァ)は本当に激しく攻めてきて、私は圧倒されてしまいました。ウィナーを打つべきかどうかわかりませんでしたが、コートにボールを入れ続けようとしました」と語った。
勝利した大坂は3回戦で第22シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)と世界ランク68位のR・サラスア(メキシコ)の勝者と対戦する。
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