大坂なおみ 4回戦は世界4位撃破の35歳

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セバストバ
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女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間2日(現地1日)、シングルス3回戦が行われ、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)で出場している世界ランク386位のA・セバストバ(ラトビア)が第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、7年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。この結果、同49位の大坂なおみの4回戦の相手はセバストバに決定した。

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35歳のセバストバはツアーで4度の優勝を誇り、2018年10月には自己最高位となる世界ランク11位を記録した。

セバストバは2022年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦を最後にツアーを離脱し、同年12月に出産。2023年11月に復帰したが、その後昨年2月のATXオープン(アメリカ/オースティン、ハード、WTA250)で左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負い再びツアーを離脱した。

そのセバストバは4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)でツアー復帰を果たしていた。

セバストバは今大会、1回戦で世界ランク88位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)、2回戦で第25シードのM・リネッテ(ポーランド)を下し3回戦に駒を進めた。

一方、31歳で世界ランク4位のペグラは2回戦で世界ランク72位のM・サッカリ(ギリシャ)を下しての勝ち上がり。

3回戦の第1セット、セバストバは第1ゲームでブレークを許すと、その後第9ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。

しかし第2セット、セバストバは第2ゲームでブレークを奪われるも、続くゲームでブレークバックに成功し、さらに2度のブレークを果たして1セットオールとする。

迎えたファイナルセット、セバストバは攻撃の手を緩めず3度のブレークを奪い1時間41分でベスト16進出を果たした。

この結果、同日に行われた3回戦で第22シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2, 6-4のストレートで破り、6年ぶり3度目のベスト16進出を果たした大坂の4回戦の相手はセバストバに決定した。

大坂とセバストバはこれまでに5度対戦しており、大坂から3勝2敗。直近の対決は2019年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦でこの時は大坂が逆転で勝利している。


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(2025年8月2日8時25分)
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