メド相手にダブルベーグルの完勝劇

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16強入りを決めたベレッティーニ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク90位のM・ベレッティーニ(イタリア)が第7シードのD・メドベージェフに6-0, 6-0のストレートで完勝し、2年連続3度目のベスト16進出を果たした。

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29歳のベレッティーニはこれまで10個のツアータイトルを獲得しており、2022年1月には自己最高となる世界ランク6位を記録。クレーコートや芝コートが得意で、2021年にはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では準優勝を飾った。さらに、獲得した10タイトルは全てクレーと芝のサーフェスのものとなっている。

しかし、度重なる負傷とも縁のあるプレーキャリアでもあり、腹筋や足首など怪我との闘いも常にあるなか、現在は世界ランク90位となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク85位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦したが、バウティスタ=アグが1回戦途中で棄権したため勝ち上がりを決めた。

一方のメドベージェフは上位8シードが1回戦免除のためこの試合が今季クレーコート初戦となった。メドベージェフはハードコートを得意としており、クレーコートは大の苦手。キャリアでツアー23勝をあげているが、唯一のクレータイトルが2023年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)となっている。

2回戦、ベレッティーニはサービスエース0本だったものの、ダブルフォルトも0に抑え、ファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。セカンドサービス時は83パーセントのポイント獲得率で、メドベージェフにブレークを許さなかった。リターンゲームでは5本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定しないメドベージェフに対し、計8度のブレークチャンスを創出し、そのうち6度ブレークに成功。わずか49分、相手に1ゲームも与えない“ダブルベーグル”での完勝となった。

メドベージェフはサービスゲームで1度もゲームポイントすら握ることができなかったほか、ツアーレベルの試合で1ゲームも取れずに敗れるのは初めてのこととなった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはベレッティーニのコメントが掲載されている。

「これは僕の人生で最高のパフォーマンスの1つだね。試合全体でミスショットは3回だけだったと思う。ダニール(メドベージェフ)のような手強い相手に対しては、そう簡単にはいかない。ゲームプランは完璧で、自分の武器も機能していたと思う。第1ゲームで2つのブレークポイントを与えたが、その後は自分の方が彼より良いプレーができていると感じた。このように0、0で勝つとは思っていなかった。ブレークを1つや2つ奪っただけでは不十分な場合もあると分かっていたから、集中力を切らさず攻め続けたんだ」

世界ランク10位のメドベージェフ相手に衝撃のスコアを演じたベレッティーニは3回戦で同40位のJ・フォンセカ(ブラジル)と対戦する。19歳のフォンセカは2回戦で同27位のA・リンデルクネシュ(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)や第6シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第9シードのC・ルード(ノルウェー)らが16強入りを決めている。


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(2026年4月9日9時34分)
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