女子テニスのベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は21日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク49位のワン・シンユ(中国)が同20位のL・サムソノヴァを6-4, 6-1のストレートで破り、ツアー大会で初の決勝進出を果たした。
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23歳のワンが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2022年のベスト16となっていた。
今大会は予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、本戦1回戦で世界ランク16位のD・カサトキナ(オーストラリア)、2回戦で第2シードのC・ガウフ(アメリカ)を破り8強入り。準々決勝では第8シードのP・バドサ(スペイン)と対戦し、第1セットを6-1で獲得した時点で相手の棄権によりベスト4進出を果たした。
26歳のサムソノヴァとの顔合わせとなった準決勝、ワンはファーストサービス時に88パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークに成功。1時間16分で決勝進出を果たした。
ワンはこれまで、ダブルスでは2023年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含め4つのツアータイトルを獲得するなど実績を積んできたが、シングルスでは今大会がツアー初の決勝進出となった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにワンのコメントを掲載している。
「今週は夢のような週だ。ここで信じられないくらい素晴らしいテニスをしている。ベルリンには何かがある気がするね!」
「どの試合にも期待はしていなかった。私はただこの舞台を楽しむことだけに集中していた」
予選から勝ち上がり、世界ランキングで格上の選手を次々と破る快進撃を見せているワンは、ツアー初優勝をかけ、決勝で世界ランク164位のM・ボンドロウソバ(チェコ)と対戦する。ボンドロウソバは準決勝で第1シードのA・サバレンカを下しての勝ち上がり。
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