男子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)がラッキールーザーで本選入りした世界ランク80位のA・リンデルクネシュ(フランス)を7-5, 6-4のストレートで下し、2年ぶり2度目のベスト4進出を果たすとともに、マッチ16連勝を記録した。
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22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは3年連続3度目。2023年には優勝を飾っている。
そのアルカラスは今大会から芝コートシーズンを開始し、1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク86位のA・ウォルトン(オーストラリア)、2回戦で同59位のJ・ムナル(スペイン)を下し8強入りした。
29歳のリンデルクネシュとの顔合わせとなった準々決勝、アルカラスはファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークを奪い1時間20分で準決勝進出を果たした。
先月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と、今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝を飾っているアルカラスは、これでマッチ16連勝を記録した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のアルカラスのコメントを掲載。2回戦のムナル戦が3時間23分に及ぶ死闘となっていたアルカラスは準々決勝を振り返った。
「もっとひどい状態になるかと思っていたけど、テニス選手だから良い感覚でいるために何でもしないといけない。今日は(試合時間が)1時間20分で、少し芝に近い状態だったから良かった」
「最高の気分だし、今日はこんなに良いレベルでプレーできて本当に嬉しい。今日は大きなチャレンジだったけど、今日のプレーと感覚には満足している」
勝利したアルカラスは準決勝で世界ランク51位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準々決勝で第4シードのH・ルーネ(デンマーク)を下しての勝ち上がり。
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