アルカラス 5大会連続27度目の決勝へ

ゲッティイメージズ
勝利したアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は21日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク51位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで下し2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。アルカラスがツアー大会で決勝に進出するのは、これで5大会連続27度目となった。

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22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは3年連続3度目。2023年には優勝を飾っている。

そのアルカラスは今大会から芝コートシーズンを開始し、1回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク86位のA・ウォルトン(オーストラリア)、2回戦で同59位のJ・ムナル(スペイン)、準々決勝でラッキールーザーで本選入りした同80位のA・リンデルクネシュ(フランス)を下し4強入りした。

母国の先輩である37歳のバウティスタ=アグとの顔合わせとなった準決勝、アルカラスは改善を続けているサービスで15本のエースを記録。ファーストサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度ものブレークを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功し1時間29分で決勝進出を果たした。

アルカラスはこれでマッチ連勝記録を17に伸ばすとともに、ツアー大会で5大会連続27度目の決勝進出を果たした。

また、アルカラスにとってこの日の勝利がツアー250勝目となった。アルカラスは351試合目で250勝に到達しており、これはオープン化以降史上3番目のスピード記録となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載している。

「素晴らしいテニスができているし、試合を重ねるごとに気持ちが楽になっていると感じている。クイーンズ(HSBC チャンピオンシップス)で再び決勝に進出できたのは本当に特別なこと。芝モードが発動していると思う」

アルカラスは決勝でツアー21度目のタイトル獲得を狙い、世界ランク30位のJ・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは準決勝で第2シードのJ・ドレイパー(イギリス)を下しての勝ち上がり。


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(2025年6月22日8時04分)
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