パオリーニ 最優秀コーチとの別れ発表

女子テニスで世界ランク６位のＪ・パオリーニ（イタリア）は３月３１日にSNSを更新し、コーチのＲ・フルラン（イタリア）との１０年間に渡る関係を解消したと発表した。フルランは２０２４年の女子テニス協会のWTA年間最優秀コーチに選ばれていた。

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元世界ランク１９位で５４歳のフルランはパオリーニと２０１５年に知り合い指導を開始。セルビアテニス連盟会長としての契約が終了した２０２０年からはパオリーニをフルタイムで指導していた。

フルランは、シーズン開幕時にはトップ３０圏外だったパオリーニを自己最高の世界ランク４位に導き、全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム） とウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム） の２つのグランドスラムのシングルス決勝に導いた功績が認められ、昨年WTAツアーの年間最優秀コーチに選出された。

直近では前週までマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）に出場し、シングルスベスト４進出を果たしていた。

パオリーニはインスタグラムを更新し、以下のように声明を出している。

「レンゾ（フルラン）は、選手としても人間としても、私の成長にとても重要な役割を果たしてくれました。彼から学んだことはすべて私の中に残り、この新しい章でも私を導き続けます。彼は私の人生において常に重要な人物です」

「家や家族から遠く離れた場所で、彼が私のために費やしてくれた時間、エネルギー、犠牲に心から感謝しています。私は彼に大きな尊敬と感謝の気持ちを抱いています。彼のプロ意識、情熱、そして長年にわたり私に伝えてくれた価値観に」

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