元世界17位の37歳が今季引退へ

男子テニスで元世界ランク１７位のＡ・ラモス=ヴィノラス（スペイン）が３月３１日までにSNSを更新し、今シーズンで現役を引退すると発表した。

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３７歳のラモス=ヴィノラスは２０１０年にツアーデビューを飾り、過去４勝を記録。２０１７年にキャリアハイとなる世界ランク１７位となり、Ｒ・フェデラー（スイス）やＡ・マレー（イギリス）にも勝利をあげるなど、世界ランクトップ１０から８度勝利している。

SNSを更新したラモス=ヴィノラスは以下のようにつづった。

「ここ数ヵ月、自分の体がもう最高のパフォーマンスを発揮できないと感じたので、プロとしてのキャリアの終わりを受け入れる時が来たのだと思う。僕の心はテニスを続けたいし、競技を愛している。でも、頭の中は『何事にも終わりがあるから、それを受け入れた方がいい』と言うんだ。新しい挑戦や夢は必ずやってくる。最後のテニスをどこでプレーするかはまだ決めかねている。この数年間は本当に素晴らしいものだった。厳しい敗戦、大勝利、常にそれ以上のものを求めていたからこその苦しい時期、世界中にいる友人たち、そばにいてくれるチーム。みんなありがとう。今は最後の試合を楽しむ時だ。いつものようにコートで会おう」

スペインは近年、２０１９年にＤ・フェレール（スペイン）、２０２３年にＦ・ロペス（スペイン）、昨年にＲ・ナダル（スペイン）が現役を引退し、今季は２月に元世界ランク７位のＦ・ベルダスコ（スペイン）がラケットを置いた。今シーズン中にはラモス=ヴィノラスも引退することとなり、多くの名選手が現役を退くこととなった。

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