「もう決勝で負けたくなかった」

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優勝を飾ったサバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は日本時間30日(現地29日)、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・サバレンカが第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)を7-5, 6-2のストレート破り初優勝を飾るとともに、ツアー大会で19度目のタイトルを獲得した。サバレンカは試合後「もう決勝で負けたくなかった」と語った。

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26歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは5年連続7度目。最高成績は2021年と2023年の8強となっていた。

今大会は初戦の2回戦で世界ランク64位のV・トモワ(ブルガリア)を下し3回戦へ。3回戦では同102位のE・ルセ(ルーマニア)と対戦したが、ルセが途中棄権したため16強入り。4回戦では第14シードのD・コリンズ(アメリカ)、準々決勝では第9シードのジェン・チンウェン(中国)、準決勝では第6シードのJ・パオリーニ(イタリア)を下し初の決勝に駒を進めた。

31歳で世界ランク4位のペグラとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、序盤から3度ずつブレークを奪い合う展開となったが、終盤の第12ゲームでサバレンカが4度目のブレークを果たし先行する。

続く第2セット、サバレンカは第1ゲームでブレークを許したが、その後は立て直しキープを続けると、リターンゲームでは持ち前のストローク力で主導権を握り3度のブレークに成功し、1時間28分で優勝を決めた。

サバレンカがツアー大会で優勝するのはこれが19度目。また、WTA1000では8度目のタイトル獲得となり、これは2009年に同グレードの大会が創設されて以降、M・シャラポワに並び歴代6位タイの記録となっている。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載している。

「この試合に臨むにあたって、何が起ころうとも、もし彼女(ペグラ)が私をブレークしても、私はそこに留まって自分自身に集中し、どんなことがあってもすべてのポイントで戦うという心構えを持っていた」

今季、1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では優勝を飾ったものの、その後決勝に進出した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と今月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝となっていたサバレンカは「正直に言うと、もう決勝で負けたくなかった。決勝で負けるのは本当につらいの」とも語った。

一方、敗れたペグラはツアー大会で8度目の優勝とはならなかった。

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(2025年3月30日12時07分)
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