女子テニスのクラランス・トロフィー(フランス/パリ、レッドクレー、WTA125)は12日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク100位の伊藤あおいは第5シードのS・カルタル(イギリス)に2-6, 6-3, 3-6のフルセットの熱戦の末に敗れ初戦敗退となり、約3年半ぶりのクレーコートでの試合は黒星となった。
>>伊藤あおい「クレーはめっちゃ嫌いです」<<
>>伊藤あおいvsカルタル 1ポイント速報・結果<<
20歳の伊藤がクレーコートの大会に出場するのは2021年12月に出場したITF大会以来、約3年5ヵ月ぶり4度目。過去3度の出場はいずれもITFの大会で、戦績は予選も含め7勝3敗となっていた。
約3年半ぶりのクレーコートでの公式戦となる今大会の1回戦は、23歳で世界ランク56位のカルタルとの顔合わせとなった。
1回戦の第1セット、伊藤は2度のブレークを許すと、自身は1度もブレークを果たせず先行される。
それでも第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第8ゲームで伊藤は3度目のブレークに成功。直後の第9ゲームをキープし1セットオールに追いつく。
ファイナルセットも両者2度ずつブレークを奪い合う展開となった中、伊藤は終盤の第8ゲームで3度目のブレークを許す。第9ゲームでは相手のマッチポイントをパッシングショットでしのぐ粘りをみせたが、2度目のマッチポイントをカルタルにものにされ、惜しくも力尽きた。
勝利したカルタルは2回戦で世界ランク93位のユアン・ユエ(中国)と予選勝者で同140位のE・ジャクモ(フランス)の勝者と対戦する。
【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証
■関連ニュース
・大坂 なおみに敗れシングルス引退発表
・錦織 圭ら 全仏OP出場選手一覧
・錦織 圭と遭遇!声掛けられ驚き
■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング