女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は12日、シングルス4回戦が行われ、世界ランク42位のP・スターンズ(アメリカ)が同48位の大坂なおみを6-4, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、初のベスト8進出を果たした。死闘を制したスターンズは試合直後に嘔吐した。
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23歳のスターンズが同大会に出場するのは今回が初。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク183位のN・ブランシェット(イタリア)、2回戦で第28シードのA・カリンスカヤ、3回戦で第5シードのM・キーズ(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。
27歳の大坂との顔合わせとなった4回戦の第1セット、スターンズは第3ゲームで先にブレークを奪い先行する。
しかし第2セット、両者ともにキープを続け迎えた第8ゲームでブレークポイントを握られたスターンズは、ラリー戦を大坂にものにされこの試合初のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークでスターンズは2-4から5ポイントを連取し、2時間41分で8強入りを決めた。
死闘を制したスターンズは試合終了直後に嘔吐。オンコートインタビューでも体調が悪い中で戦い抜いたことを明かした。
「タイブレークでは、コートの真ん中で吐かないように必死だった。体調はあまり良くなかった。とにかく全力を尽くした。ここまで頑張ったのは久しぶりだと思う。素晴らしい試合だった」
勝利したスターンズは準々決勝で、第16シードのE・スビトリナ(ウクライナ)と第29シードのD・コリンズ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
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