国際テニス殿堂は23日、今年の殿堂入り式典を実施。女子で元世界ランク1位のM・シャラポワと男子ダブルスで元世界ランク1位のB・ブライアン(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)のブライアン兄弟が殿堂入りした。式典にはシャラポワの宿敵であった元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)も祝福に駆け付けた。
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殿堂入りはジャーナリストや専門家、殿堂入りしているメンバー、そしてファンからの投票によって決定する。
2020年に現役を引退した現在38歳のシャラポワは、キャリアを通して四大大会5勝を含む36個のシングルスタイトルを獲得。シングルスで全ての四大大会を制覇する「生涯グランドスラム」を達成した史上10人の女子選手のうちの1人となっている。
今回、殿堂入りを果たしたシャラポワはスピーチで「テニスに人生を捧げることでテニスが私に人生を与えてくれた」と述べ万感の思いを表現した。
さらに、式典には現役時代にシャラポワの宿敵であったセリーナ・ウィリアムズがサプライズで登場。
セリーナはシャラポワを祝福するとともに、シャラポワに敗れ準優勝となった2004年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を振り返りながら、しばしば話題に上がってきたプレー中のシャラポワの唸り声をいじった。
「2004年、マリア(シャラポワ)はわずか17歳で世界を驚かせ、ウィンブルドンで優勝した。彼女は今でもこの試合をキャリアのハイライトと呼び、私は今でも最も辛い敗戦の1つと呼んでいる。この試合は彼女をチャンピオンにしただけでなく、スターへと押し上げた」
「この試合をきっかけに、テニス界で最も話題となり物議を醸したライバル関係が始まった。15年以上もの間、私たちが対戦するたびに空気は一変した。重苦しく、緊張感と情熱は本物だった。正直、それを感じ取ることができたし、マリアの唸り声とともにはっきりと聞こえた」
このジョークにシャラポワは笑いながら「あなたのじゃない!」と反論。しかしセリーナは「私のものではないわ、あなたのもの。私はただあなたの真似をしていただけ」と笑顔で”応戦”した。
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