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USオープン2006年レビュー
◇男子シングルス:王者フェデラー強し 3連覇を達成
王者フェデラーが前評判どおりの強さで優勝、3連 覇を達成。復活のロディックは今後に期待。 満身創痍の状態で3回戦に進み、最後は涙ながら の挨拶で現役に幕を下ろした。
2006年最後のグランドスラムであるUSオープンは、度重なる雨により試合スケジュールが大きく崩れる過酷な大会となった。しかし、今季全ての四大大会で決勝に進んでいる王者R・フェデラーはそんなことお構い無しに優勝、大会3連覇を決めて見せた。ウィンブルドンとUSオープンを同時に3連覇したのは史上初の快挙とのこと。 ◇女子シングルス:シャラポワがUSオープン初優勝 シャラポワがUSオープン初優勝で2度目の四大 大会制覇を達成。エナンは年間全ての決勝進出
女子では、2004年ウィンブルドンでの華々しい優勝以来、グランドスラム準決勝の壁に苦しんでいたM・シャラポワが2度目の四大大会制覇を決めた。 ◇男子ダブルス:パエス&ダム組が初優勝 ダブルス巧手パエス&ダム組が並み居る強敵を 倒してUSオープン初優勝
男子ダブルスはベテランのL・パエス&M・ダムが初優勝をおさめた。パエスにとっては4度目の、ダムは初めてのグランドスラムタイトル獲得となった。 ◇女子ダブルス:ズヴォナレーワ&デシーが初優勝 シード組を次々と撃破して、見事初優勝を飾った ズヴォナレーワとデシーの2人
女子ダブルスでは、こちらも初優勝ペアが誕生し、V・ズヴォナレーワ&N・デシーが栄冠に輝いた。 ◇混合ダブルス:ナブラチロワ&B・ブライアン組が優勝 現役を完全に引退するナブラチロワが最後の大会 でボブ・ブライアント組んでミックスダブルス制覇
ミックスダブルスでは、今大会限りで現役を完全に退くことを表明していたM・ナブラチロワが、B・ブライアンとともに優勝、引退に自ら花を添えた。 ◇ジュニア・シングルス:フレッシュな面々が優勝 アナスタシア・パフリュチェンコワ(ロシア)が女子優 勝、男子はドゥシャン・ロイダ(チェコ)が制覇
ジュニア部門では、日本の将来を背負って立つ森田あゆみと錦織圭の活躍に期待が高まったが、森田は3回戦敗退、錦織は初戦敗退に終わった。 ◇日本人選手:浅越が涙の引退 エースとして存在感を示した杉山と 惜しまれつつ引退した浅越しのぶ
日本勢では、エース杉山が3回戦まで進出し、敗れはしたものの、エナン=アルデンヌから1セット奪う健闘を見せた。 画像提供:GETTY/AFLO
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