女子テニスで現在開催中のATXオープン(アメリカ/オースティン、ハード、WTA250)は25日に公式Xを更新し、初の試みとして選手がカメラのない場所で怒りを発散させる場所「レイジルーム(激怒の部屋)」を設置したことを公表した。
>>【画像】ラケット破壊のための部屋「レイジルーム」<<>>【動画】舞台裏で怒りのラケット破壊!完敗の世界3位ガウフ<<同大会は今回の取り組みついて「初の試みとなるATXオープンのレイジルームを紹介します。選手は安全でカメラのない環境で、プライベートにフラストレーションや感情を表現できます」と説明。
公開されたレイジルームの写真にはラケットが破壊されているマークとともに「あなたはこれができます!」と記載されている。
この取り組みは、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
C・ガウフ(アメリカ)が準々決勝で敗退した後、バックヤードでラケットを激しく破壊する様子がカメラに捉えられており、物議を醸したことが背景にある。
当時ガウフはこのことについて苦言を呈した。
「放送されないような場所に行こうとしたけれど、やっぱり放送されてしまった。もしかしたら(大会側と)話し合いはできるかもしれない。なぜなら、この大会で私たちがプライベートでいられるのはロッカールームだけだと思うから」
「コート上とかで子供たちの前でそういうことをしようとは思わないけれど、感情を吐き出す必要があるのは分かっている。そうしないと周りの人に怒ってしまうし、それはしたくない」
さらにこれを受け、
I・シフィオンテク(ポーランド)も舞台裏の撮影について「私たちはテニス選手なのか、それとも糞をしているときでさえ観察されている動物園の動物なのかということ」「もちろんそれは大げさだけど、プライバシーがあればいいよね。いつも誰かに見られているように感じずに、自分のやり方で進められるといいんだけど」と見解を述べた。
舞台裏の様子も伝えエンターテインメント性を高めたい大会の思惑が、選手のプライバシー侵害の問題として当時大きな物議を醸した。
今回の試みが今後ツアーに定着するのか注目される。
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