男子テニスの２０歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ（サウジアラビア/ジッダ、ハード）は日本時間２１日（現地２０日）、シングルス準決勝が行われ、第２シードのＡ・ブロックス（ベルギー）が第５シードのＮ・ブドコフ ケア（ノルウェー）を4-3 (7-4), 4-3 (10-8), 4-2のストレートで下し初出場で決勝進出を果たすとともに、全勝優勝に王手をかけた。

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同大会は２０歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位８選手が出場する大会。４名ずつの２グループに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位２名が準決勝に駒を進める。試合形式は４ゲーム制の５セットマッチで行われる。

初出場となった２０歳で世界ランク１１６位のブロックスは今大会、予選ラウンドロビンのレッドグループを３戦全勝で１位通過し４強入りを決めた。

１９歳で世界ランク１３６位のブドコフ ケアとの顔合わせとなった準決勝、持ち前の攻撃的なプレーで２７本のウィナーを決めたブロックスは、第１セットと第２セットを接戦の末に獲得すると、第３セットでは１度のブレークを許しながらもリターンゲームで２度のブレークを奪い、１時間２２分で決勝進出を果たした。

勝利したブロックスは決勝で全勝優勝をかけ、第１シードのＬ・ティエン（アメリカ）と対戦する。ティエンは準決勝で第６シードのＮ・バサバレディ（アメリカ）を下しての勝ち上がり。

第１シードと第２シードによる頂上決戦となる今大会の決勝に注目が集まる。

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