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年間最優秀コーチ賞はアルカラス陣営

フアン=カルロス・フェレーロ氏とサミュエル・ロペス氏
(左から)サミュエル・ロペス氏、フアン=カルロス・フェレーロ氏
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは11日に公式サイトを更新し、2025年のATPアワードの年間最優秀コーチ賞を発表。世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)のコーチを務めるフアン=カルロス・フェレーロ氏とサミュエル・ロペス氏が受賞した。

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この賞はコーチ陣による投票で決定し、今年活躍した選手を手助けしたコーチにおくられる。

アルカラスは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で2度の四大大会制覇を成し遂げ、8度のツアータイトルを獲得。ツアー最多の71勝を挙げ、3年ぶり2度目の年間世界ランク1位となった。

フェレーロ氏は今回が3年ぶり2度目の受賞。2016年に同賞が設けられて以来、複数回受賞した初めてのコーチとなった。

今季は、チームとしてのハードワークと規律、そして楽しむ姿勢を重視しながら、アルカラスの潜在能力を最大限引き出すことに尽力。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)やマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の敗戦でアルカラスが自信を落とした際には、コーチとしてだけでなく友人としても心理面のサポートも行い、その後の巻き返しにつなげた。

フェレーロ氏のコメント:「この賞を取ることが目標だったわけではないが、同じ苦労を理解しているコーチたちから評価されることは、すごく意味のあること。今年はサミュエル(ロペス氏)と一緒に受賞できてなおさら嬉しいよ」

「モンテカルロでは、プレーは完璧でなくても10点満点の姿勢で優勝したことがその後への大きな転機になった。カルロス(アルカラス)は成長し、自分の気持ちを表現する重要性に気づいた。モンテカルロ以降、感じていることをより話すようになり、恐れやプレッシャーへの対処について、率直に話せるようになった。そこから多くの決勝に進み、グランドスラムでも素晴らしい結果を出せた。モンテカルロは完全に“ひらめきの瞬間”だったんだ」

一方、ロペス氏は今シーズン前にアルカラス陣営へ加入。フェレーロ氏とは若い頃から面識があり、アルカラスともアカデミー時代からの関係があったことから、当初から高い相性でチームにフィット。フェレーロ氏が比較的厳格なタイプである一方、ロペス氏は“ムードメーカー”としてチームに明るさをもたらした。

ロペス氏のコメント:「僕が新しく入ったことで、少し新鮮さを加えられたのかもしれない。チームは全員が違う形で貢献していて、共通して大事にしていたのが“楽しむこと”だったんだ」

「使命は、彼(アルカラス)の“野心”を持続させること。ここまでの実績に満足してしまわず、もっと大きなものを目指す。そこに向かうモチベーションを絶やさずに、彼の持つ前向きなエネルギーでチーム全員が良い影響を受けながら進んでいきたい」


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