男子プロテニス協会のATPは24日に公式サイトを更新し、世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)と同2位の
J・シナー(イタリア)の今季6度あった対戦が全て決勝で行われたことを示し、各対戦の詳細を振り返った。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<両者は今季6度の対戦があったが、そのすべてが決勝で行われた。勝敗はアルカラスから4勝2敗となっている。
今季初対決となったBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)ではアルカラスがストレートで勝利し初優勝。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではアルカラスが2セットダウンからの大逆転で5時間29分の死闘を制し連覇を達成した。
ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではシナーが逆転勝ちで初優勝を飾った。シンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)ではシナーの途中棄権によりアルカラスが優勝。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではアルカラスが勝利し世界1位の座を奪い返した。最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)ではシナーがストレートで勝利し、今季の対決を締めくくった。
また、アルカラスとシナーは直近のグランドスラム8大会で優勝を分け合っており、現在の男子テニス界の2強との声も多い。2026年シーズン最初の四大大会である全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の決勝では、四大大会を全て制覇する生涯グランドスラムをかけ初優勝を狙うアルカラスと、3連覇を目指すシナーの頂上決戦となるのか、あるいは他の選手の台頭があるのか、注目が集まる。
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