男子テニスで世界ランク１位のＣ・アルカラス（スペイン）は１８日に自身のSNSを更新し、負傷により国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ ファイナル８（イタリア/ボローニャ、ハード）を欠場すると発表した。

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２２歳のアルカラスは、現地１６日に行われた最終戦Nitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）の決勝で第２シードのＪ・シナー（イタリア）に敗れ準優勝となり、大会初制覇とはならなかった。

この決勝では、第１セット終盤で右脚の治療のためにメディカルタイムアウトを取得したアルカラス。試合は無事終えたものの、状態が懸念されていた中、この日自身のSNSを更新し、国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ ファイナル８を欠場すると発表した。

「ボローニャでのデビスカップにスペイン代表として出場できないことをとても残念に思う。右ハムストリングに浮腫があり、医師からはプレーしないよう勧められたんだ。スペイン代表として戦うことは最高の名誉で、優勝杯を目指して戦うのを本当に楽しみにしていたので、傷ついた気持ちで帰国するよ…」

アルカラスが抜けたスペインチームはＤ・フェレール（スペイン）をキャプテンに、世界ランク３６位のＪ・ムナル（スペイン）、同８９位のＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）、同９５位のＰ・マルティネス（スペイン）が名を連ね、準々決勝でチェコと対戦する。

負傷により今シーズンを終えることになったアルカラスだが、今季は四大大会２勝を含むツアー８勝を挙げ、３年ぶりに年間１位に返り咲くなど、目覚ましいシーズンとなった。

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