男子テニスで元世界ランク29位の
C・ユーバンクス(アメリカ)は17日に自身のSNSを更新し、現役を引退することを発表した。
>>【組合せ・賞金一覧】錦織 圭、坂本 怜ら 横浜慶應チャレンジャー<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<身長201cmの長身から放つ強烈なビッグサーブと片手バックハンドを武器とするユーバンクス。2017年までジョージア工科大学でプレーした後にプロへ転向したが、しばらくは結果が出ず“遅咲き”の選手だった。
それでも2023年には、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATPマスターズ1000)で予選から勝ち上がり初のマスターズ8強入りを果たすと、続くマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)でツアー初優勝を達成。さらに、その後のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でも快進撃を見せてベスト8に進出し、この年にキャリアハイとなる世界ランク29位まで上り詰めた。そして翌年にはパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)への出場を果たした。
しかし、今シーズンは思うような成績を残せず、現在の世界ランキングは266位と低迷。29歳となったユーバンクスはそうした状況の中で自身のインスタグラムを更新し、現役を引退することを発表した。
「サウスサイド・アトランタ出身のこの少年に、これだけのことを成し遂げると言っても信じなかっただろう。ACC年間最優秀選手に2度?ありえない。ウィンブルドン準々決勝?まさか。オリンピアン?想像もできない。世界を旅し、素晴らしい関係を築きながら、プロテニス選手になるという生涯の夢を叶える機会を与えられました。どれだけ恵まれていたか、言葉にできません。これで完全に終わりかって?断言するのは難しい。でも、もしそうでも…まあ、いいさ!!!最高の旅でした」
■関連ニュース
・大坂 なおみ 世界57位→16位で今季終了・ナダル 日本満喫「ありがとう」・シナー 初Vで世界1位奪還■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング