男子テニスのバンダ・ファーマシューティカルズ・ヘレニック・チャンピオンシップ(ギリシャ/アテネ、ハード、ATP250)は日本時間8日(現地7日)、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が予選勝者で世界ランク117位の
Y・ハンフマン(ドイツ)に6-3, 6-4のストレートで快勝しツアー大会で今季3度目の決勝進出を果たすとともに、通算101度目のツアー優勝に王手をかけた。
>>西岡 良仁vsマッケイブ 1ポイント速報<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<38歳で世界ランク5位のジョコビッチは今大会、初戦の2回戦で同89位の
A・タビロ(チリ)、準々決勝で第6シードの
N・ボルジェス(ポルトガル)を下し4強入りした。
迎えた33歳のハンフマンとの顔合わせとなった準決勝、ジョコビッチは9本のサービスエースを決めファーストサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得。相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間19分で快勝した。
ジョコビッチがツアー大会で決勝に進出するのは準優勝となった3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、優勝を飾った5月のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)に続き今季3度目。キャリア通算では144度目となる。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載している。
「今大会で最高のテニスだったと思う。ハンフマンはサーブが強くてゲームも激しいから僕にとって大きな脅威だ。だから集中力を維持する必要があった。第2セットで少し崩れたところもあったけど、冷静さを保てた。決勝がとても楽しみだ」
勝利したジョコビッチは決勝でツアー大会で101度目の優勝をかけ、第2シードの
L・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは準決勝で世界ランク52位の
S・コルダ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
数々の記録を打ち立ててきたジョコビッチだが、ツアー大会のシングルスの優勝回数は1968年のオープン化以降で歴代3位となっている。1位は
J・コナーズ(アメリカ)の109回、2位は
R・フェデラー(スイス)の103回となっており、今大会でフェデラーの記録に一歩迫ることができるか注目される。
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