男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は28日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク40位の
V・バチェロット(モナコ)が第14シードの
J・レヘチカ(チェコ)に6-1, 6-3のストレートで完勝し初の初戦突破を果たした。この結果、2回戦で再び「いとこ対決」となることが決まった。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<26歳のバチェロットは、12日まで行われたロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)で
H・ルーネ(デンマーク)や
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る快進撃で決勝に進出。そして決勝では、いとこである
A・リンデルクネシュ(フランス)との激闘を制し、ATPマスターズ1000で史上最も低い世界ランキングの優勝者となった。
そのバチェロットは同大会初出場。1回戦で23歳で世界ランク18位のレヘチカと対戦した。
両者初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、バチェロットは立ち上がりで2度のブレークを奪って一気に5ゲームを連取し先行する。
第2セットに入ってもバチェロットの勢いは衰えず、第3ゲームでブレークに成功。自身はサービス時にわずか2ポイントしか失わず、第9ゲームで再びブレークを果たして勝利を収めた。
この勝利によりバチェロットは2回戦で、前日に初戦突破を果たした世界ランク29位のリンデルクネシュと対戦することが決定。ATPマスターズ1000で2大会連続の「いとこ対決」が実現する。
なお、この試合の勝者は3回戦で世界ランク35位の
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは2回戦で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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