男子テニスで世界ランク158位の
S・ワウリンカ(スイス)は25日に自身のSNSを更新し、「いつかキャリアの終わりは来るが、それまでは全力で戦い続ける」と投稿した。
>>【動画】ワウリンカ 地元の大会で初戦突破、勝利の瞬間!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<ワウリンカは、シングルスで四大大会3度の優勝を含む16個のタイトルを掲げており、ダブルスでも
R・フェデラー(スイス)とのペアで2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得している。
そのワウリンカは現在、ツアー下部大会であるATPチャレンジャーを主戦場としつつ、ワイルドカード(主催者推薦)を得てツアー大会にも挑戦している。かつて世界3位にまで上り詰めた名手は、40歳となった今もなお第一線でプレーを続けており、ファンから根強い人気を誇っている。
直近では、母国で行われたスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)1回戦で
M・キツマノビッチ(セルビア)破り、同大会史上最年長で勝利を挙げ初戦を突破。2回戦では第4シードの
C・ルード(ノルウェー)に敗れたものの、随所に持ち味を発揮し、健闘を見せた。
そして試合後にワウリンカは自身のSNSを更新し、戦い続ける理由を綴った。
「情熱(PASSION)-ある活動に対する強い好意、欲求、または献身。8歳でテニスを始めたときは、ただの遊びだった。でも、それがやがて情熱になった。そしていつかプロテニス選手になることが夢になった」
「アスリートとして、人々は『いつ引退すべきか』を自分たちが分かっていると思いたがる。歳を重ね、同じレベルでプレーできなくなり、ランキングや結果が落ちると、『もうやめるべきだ』と言う人もいる。もちろん、僕は競うことが大好きだし、勝つことも大好きだ。でも、それだけがすべてじゃない。情熱とは、いつも結果のことだけじゃない。自分の限界を押し広げていくことなんだ」
「もうグランドスラムで優勝できなくても構わない。もうトップ10に戻れなくても構わない。でも、自分の限界に挑み続けるプロセスが本当に大好きなんだ」
「いつかキャリアの終わりは来るだろう。でもそれまでは、いつだって全力で戦い続ける。世界中の僕を応援してくれるファンのみんなへ、そして今週バーゼルで応援してくれたファンへ。ありがとう 。あなたたちの存在は、僕にとってすべてなんだ。だから僕は、これからも自分を追い込み続ける」
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