女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)は26日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
B・ベンチッチ(スイス)が第6シードの
L・ノスコバ(チェコ)を6-2, 6-3のストレートで下し初優勝を飾るとともに、ツアー大会で10度目のタイトルを獲得した。試合後の会見でベンチッチは「トロフィーを獲得できたことは私にとって大きな名誉」と語った。
>>【動画】ベンチッチ 東レPPO初優勝!勝利の瞬間!<<>>【賞金】ベンチッチ 東レPPO優勝でいくら獲得?ドローも公開中!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<28歳で世界ランク13位のベンチッチが同大会に出場するのは7年ぶり6度目。最高成績は2015年の準優勝となっていた。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク82位の
V・グラチェワ(フランス)、準々決勝で第8シードの
K・ムチョバ(チェコ)、準決勝で第10シードの
S・ケニン(アメリカ)を下し10年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
20歳で世界ランク17位のノスコバと初の顔合わせとなった決勝戦、ベンチッチはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得。10度のブレークポイントを全て凌ぎ1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。1時間21分で大会初制覇を成し遂げた。
ベンチッチがツアー大会で優勝するのはこれが今年2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)以来、約8ヵ月ぶり10度目となった。
試合後の会見で10年ぶりに同大会の決勝に進出し、初優勝を飾ったベンチッチは喜びを語った。
「本当に嬉しい。ホッとしている。私にとってはタフな1週間だった。とても身体的に大変だったし、ついに東京で勝てて本当に嬉しい」
「(歴代優勝者である)レジェンドの中に名前を刻み、トロフィーを獲得できたことは私にとって大きな名誉。とても嬉しい。私にとって大きな意味がある」
また、昨日の準決勝からの回復方法についても笑顔で明かした。
「昨日はできる限り回復しようと最善を尽くした。とても疲れていた。ホテルで横になってストレッチをした」
「あと昨日は美味しい日本食を食べた。味噌汁とお寿司。味噌汁は本当に最高。回復の助けにすごくなったと思う。その後、ずっと気分が良くなった」
「今朝はもちろんとても疲れていて、痛みも少しあったけど、コートに出ればアドレナリンが出てきて戦いたくなる。心が体に『今はすべてを気にせずにやる時だ』と言い聞かせた」
一方、準優勝となったノスコバは2度目のツアータイトル獲得とはならなかった。
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