男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は２３日、シングルス２回戦が行われ、第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が予選勝者で世界ランク７２位のＭ・アルナルディ（イタリア）を6-4, 6-4のストレートで下し３年連続５度目のベスト８進出を果たすとともに、今季４人目となるATPツアーマッチ５０勝を達成した。

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２８歳で世界ランク３位のズベレフが同大会に出場するのは３年連続５度目。２０２１年には優勝を飾っている。

今大会は１回戦で、予選勝者で世界ランク８１位のＪ・ファーンリー（イギリス）を下し２回戦に駒を進めた。

この日行われた２回戦でズべレフは、サービス時に８７パーセントの確率でポイントを獲得し、１度もブレークポイントを与えることなくキープを重ねる。リターンゲームでは各セットで１度ずつブレークを奪って１時間２７分で勝利した。

また、この勝利によりズべレフは今季４人目となるATPツアーマッチ５０勝を達成した。

【今季ATPツアーマッチ５０勝を達成した選手】
Ｃ・アルカラス（スペイン）：６７勝７敗
Ａ・デ ミノー（オーストラリア）：５２勝１９敗
Ｔ・フリッツ（アメリカ）：５１勝１９敗
ズべレフ：５０勝２１敗

なお、ズベレフは準々決勝で世界ランク２８位のＴ・フリークスポール（オランダ）と対戦する。フリークスポールは２回戦で同３２位のＢ・ナカシマ（アメリカ）を下しての勝ち上がり。

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