男子テニスのアルマトゥイ・オープン(カザフスタン/アルマトゥイ、ハード、ATP250)は19日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが第8シードの
C・ムーテ(フランス)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットの激闘の末に破り初優勝を飾るとともに、約2年5ヵ月ぶり21度目のツアータイトルを獲得した。
>>【動画】メドベージェフ 2年5ヵ月ぶりツアーV!勝利の瞬間!<<>>内島 萌夏、園部 八奏ら 東レPPO組合せ<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<29歳で世界ランク14位のメドベージェフは今大会、初戦の2回戦で同76位の
A・ウォルトン(オーストラリア)、準々決勝で同52位の
F・マロジャン(ハンガリー)、準決勝で予選勝者で同138位の
J・ダックワース(オーストラリア)を下し決勝を果たした。
26歳で世界ランク41位のムーテとの顔合わせとなった決勝戦、メドベージェフは立ち上がりでいきなりブレークを許したが、その後2度のブレークを果たして第1セットを先取。しかし、第2セットでは逆に2度のブレークを奪われセットカウントは1-1となる。
迎えたファイナルセット、メドベージェフは深く攻撃的なストロークでムーテのドロップショットを封じ、1度もブレークポイントを与えることなくキープを重ね、自身は終盤の第8ゲームでブレークに成功。2時間36分の激闘を制し、2023年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来、約2年5ヵ月ぶり21度目のツアータイトルを獲得した。
表彰式でメドベージェフは喜びを語った。
「最高の気分だよ。試合の中では満足できない場面もあったけど、大事なポイントではいいプレーができた。特に最後のゲームは本当に素晴らしかった。21タイトルが21都市というのも面白い記録だね」
一方、敗れたムーテはツアー初制覇とはならなかった。
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