2年連続で日本での開催となった「ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー」のアジアシリーズ。同大会の公式アンバサダーに就任した元世界ランク1位の
J・エナン(ベルギー)が14日、プルマン東京田町でのオープニングセレモニーに参加した。
>>大坂 なおみvsクリスティアン 1ポイント速報<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会はフランステニス連盟(FFT)がアジアテニス連盟(ATF)、日本テニス協会(JTA)と協力して開催。アジア各国から選ばれた16歳以下の有望選手32名が、屋外型レッドクレーコートの第一生命相娯園テニスコートで熱戦を繰り広げる。
レッドクレーコートといえば全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)だが、同大会で4勝(四大大会通算7勝)を誇り、世界ランク1位に通算117週間在位した現在43歳のエナンはこの日、レッドクレーコートの攻略について語った。
「確かに、赤土には特有の戦い方があります。謙虚さや辛抱強いプレーが大切で、たとえ負けていても逆転の可能性があるでしょう。そういう意味では精神力や体力が必要ですが、一方でクリエイティビティも求められ、時間があればあるほど考えてプレーできます。赤土ならではの楽しさがあります」
また、エナンは観戦のポイントとして「よく走って戦えば靴下に赤土がたくさんつきます。靴下を見れば頑張った選手が分かりますよ」と話した。
さらに、エナンはジュニア時代に来日していたことを明かした。
「12歳のときに山中湖で行われたU-14の大会に参加したことがあります。1人で日本にきたのでとても不安でしたが、あとから振り返れば貴重な経験でした。会場のコンディションは素晴らしく、プロの舞台のようでした。アジアから出場する選手の皆さんには絶好のチャンスなので、ぜひともレッドクレーの難しさ、楽しさを経験してもらいたいと願っています」
大会は15日から17日に総当たり戦の予選が行われ、18日に準決勝、19日に3位決定戦と決勝が行われるスケジュールとなっている。
男女の優勝者には2026年の全仏オープンジュニア本戦出場権に加え、ジャスティン・エナン・アカデミーでの事前トレーニングに招待され、エナン本人による特別コーチングを受ける権利が与えられる。
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