男子テニスで元世界ランク1位の
A・アガシ(アメリカ)は男子プロテニス協会のATPの取材に応じ、現在世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)について「ビッグ3の融合のようだ」と絶賛した。
アルカラスは、2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で当時19歳4ヵ月で初優勝を飾り、史上最年少で世界1位に。そして、先日行われた同大会の決勝では第1シードの
J・シナー(イタリア)との頂上決戦を制して6度目のグランドスラムタイトルを獲得。約2年ぶりに世界ランク1位に返り咲いた。現在22歳にしてすでにツアー通算23勝を誇るアルカラスは、最大のライバルであるシナーとともに2強時代を築いている。
この日、元世界1位のアガシはATPの取材に応じ、アルカラスについて「ビッグ3の融合のようだ」と絶賛した。
「理由は明白だ。彼がテニスにもたらしているのは、前世代の要素のミックスなんだ。ノヴァーク(ジョコビッチ)のような守備力、ロジャー(フェデラー)のような感覚、ラファ(ナダル)のようなボールにかける回転速度、彼はその3人の特徴を1人に集めたような存在だ。テニスコートでそれを1人の選手に見るのは本当に驚くべきことだ」
また、同じく元世界ランク1位の
P・ラフター(オーストラリア)もアルカラスを高く評価している。「彼はどこからでもパワーを生み出せるし、あれほどのパワーを持つ選手はいない。動きの良さも含め、テニス史上屈指の選手の1人だ。全てのショットを持っている」と述べた。
アルカラスは今後、19日に開幕するレーバーカップ2025(アメリカ/サンフランシスコ、室内ハード)に2年連続で出場する。チーム・ヨーロッパの一員として参戦し、アガシ率いるチーム・ワールドと対戦する予定だ。アガシは「彼はテニス史上最も爆発的でダイナミックな選手の1人だ。コートのそばでプレーを間近に見るのは特別な経験になる」とコメントしている。
なお、アルカラスは同大会1日目では世界ランク17位の
J・メンシク(チェコ)とペアを組み、第4試合のダブルスに登場する。
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