女子テニスのSPオープン(ブラジル/サンパウロ、ハード、WTA250)は日本時間14日(現地13日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク130位のJ・ツェン(インドネシア)が第6シードの
F・ジョーンズ(イギリス)を7-6 (7-0), 6-3のストレートで破り、ツアー大会で初の決勝進出を果たした。
>>伊藤 あおい 全米OP本戦入り逃す<<昨年末からITF大会で9度の優勝を飾るなど頭角を現した23歳のツェン。世界ランキングを上げ、8月に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)予選の切符を手にすると、予選決勝では予選第3シードの
伊藤あおいを撃破しツアーレベルで初の本戦入りを果たした。
さらに、本戦1回戦では第24シードの
V・クデルメトバを下し初戦を突破。2回戦では
E・ラドゥカヌ(イギリス)に敗れたが、テニス界にその名を知らしめた。
そのツェンは今大会でも勢いが止まらず、1回戦で第7シードの
L・ジャンジャン(フランス)、2回戦で予選勝者で同464位のM・オカロバ(スロバキア)、準々決勝で第3シードの
A・イーラ(フィリピン)を下し4強入りした。
世界ランク85位のジョーンズとの顔合わせとなった準決勝、ツェンは8本のサービスエースを決めファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットをタイブレークの末に獲得すると、第2セットでは終盤の第8ゲームでブレークを奪い1時間34分でツアー大会初の決勝進出を果たした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに試合後のツェンのコメントを掲載している。
「特別だ。グランドスラム以外で初めてのWTAの大会で、決勝に進出できて嬉しい。でも今日はこれで終わりでまた別の試合になるから、明日(決勝)がどうなるか見てみましょう」
ツェンは決勝で世界ランク214位のT・ラコトマンガ ラジャノア(フランス)と対戦する。ラコトマンガ ラジャノアは準決勝で第5シードの
R・サラスア(メキシコ)を下しての勝ち上がり。
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