テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、女子シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク361位のL・ボワソン(フランス)が第6シードの
M・アンドレーワを7-6 (8-6), 6-3のストレートで破る大金星を挙げ、四大大会初出場でベスト4進出を果たした。この結果、ボワソンは今大会だけで1億円以上の賞金を獲得することとなった。
>>【動画】1億円獲得の瞬間!世界361位ボワソン 快進撃で全仏OP4強入り!<<>>サバレンカ、ガウフ、シフィオンテクら 全仏OP組合せ<<22歳のボワソンは四大大会の本戦初出場となった今大会、1回戦で第24シードの
E・メルテンス(ベルギー)、2回戦で世界ランク113位の
A・カリニナ(ウクライナ)、3回戦でワイルドカードで出場した同138位のE・ジャクモ(フランス)、4回戦で第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)を破る快進撃で8強入りした。
18歳で世界ランク6位のアンドレーワとの顔合わせとなった準々決勝、ボワソンは相手に3度のブレークを許しながらも、母国の観客の声援を力に積極的な姿勢を崩さず、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通じて24本のウィナーを決め、2時間8分でペグラ戦に続きまたしても大金星を挙げベスト4進出を果たした。
賞金が高額となっている四大大会は、本戦の1回戦に出場するだけでも1,000万円以上を獲得できる夢のある大会。今大会前まで生涯獲得賞金が約2,100万円となっていたボワソンだが、4強入りしたことで今大会だけで自身の生涯獲得賞金の約5.7倍となる約1億1,200万円の賞金を少なくとも手にすることが決まった。
なお、次の準決勝にも勝利すると賞金は約2億700万円となり、さらに優勝を果たすとその賞金は約4億1,500万円となる。
ボワソンは試合後の会見で優勝を目指すと語った。
「テニスをする子供なら誰でもグランドスラム優勝の夢を持っていると思う。フランス人にとってローラン・ギャロス(全仏オープン)で優勝することはなおさらだ。これは夢。もちろん、その夢を追いかける。私の夢は準決勝に進むことではなく、優勝すること。そのために全力を尽くす」
ボワソンは準決勝で第2シードの
C・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは準々決勝で第7シードの
M・キーズ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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