テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間26日(現地25日)、男子シングルス1回戦が行われ、第13シードの
B・シェルトン(アメリカ)が世界ランク44位の
L・ソネゴ(イタリア)を6-4, 4-6, 3-6, 6-2, 6-3の3時間31分に及ぶフルセットの死闘の末に破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。試合後、シェルトンは「本当にタフな試合だった」と語った。
>>西岡 良仁vsポピリン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsバドサ 1ポイント速報<<>>西岡 良仁、シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<>>大坂 なおみ、内島 萌夏ら 全仏OP組合せ<<22歳で世界ランク13位のシェエルトンが同大会に出場するのは3年連続3度目。初出場となった2023年は初戦敗退を喫したが、昨年は3回戦進出を果たしている。
一方、30歳のソネゴは同大会7年連続7度目の出場で、最高成績は2020年と2023年のベスト16となっている。
両者はこれまでに3度対戦しており、シェルトンから2勝1敗。直近の対決は今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準々決勝で、この時はシェルトンが6-4, 7-5, 4-6, 7-6 (7-4)で勝利している。
1回戦の第1セット、両者キープが続くが、第10ゲームでシェルトンはラブゲームでブレークに成功し先行する。
しかし、第2・第3セットでシェルトンは6本のサービスエースを決めながらも、24本のアンフォーストエラーを犯すなど精彩を欠き4度のブレークを許してセットカウント1-2と追い込まれる。
それでも第4セット、シェルトンは1度もブレークポイントを与えることなくキープを重ね、リターン時にも積極的に仕掛けて2度のブレークに成功。このセットを取り返す。
迎えたファイナルセット、勢いに乗るシェルトンは5本のサービスエースを決め、ファーストサービス時には76パーセントの確率でポイントを獲得。さらに、シェルトンはソネゴの5本に対して15本のウィナーを決めるなどストローク戦でも優位に立ち、2度のブレークを奪って3時間31分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシェルトンのコメントが掲載されている。
「本当にタフな試合だった。彼(ソネゴ)とはオーストラリアでも対戦したけど、大舞台に強い選手だし、今夜も信じられないショットやクレイジーなプレーがあった。僕にとってはこのコートでの初試合で、忘れられないものになったよ。観客も素晴らしかった」
勝利したシェルトンは2回戦で世界ランク83位の
H・ガストン(フランス)と予選勝者で同193位のU・ブランシェ(フランス)の勝者と対戦する。
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