女子テニスのプリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ（モロッコ/ラバト、レッドクレー、WTA250）は２４日、シングルス決勝が行われ、世界ランク７８位のＭ・ジョイント（オーストラリア）が同７４位のＪ・クリスティアン（ルーマニア）を6-3, 6-2のストレートで下しツアー大会で初優勝を飾った。ジョイントは今大会のダブルスでもツアー初制覇を達成しており、単複でツアー初タイトルを獲得する快挙を成し遂げた。

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１９歳のジョイントが同大会に出場するのは今回が初。今大会は１回戦で世界ランク５０８位のＡ・コニュー（クロアチア）、２回戦で第９シードのＫ・ヴォリネッツ（アメリカ）、準々決勝で第４シードのＡ・リー（アメリカ）を下す快進撃で４強入りすると、準決勝では同７９位のＡ・トムヤノヴィッツ（オーストラリア）が第１セット終了後に棄権したため思わぬ形で決勝進出を果たした。

一方、２６歳のクリスティアンは、準決勝で第２シードのＣ・オソリオ（コロンビア）を下しての勝ち上がり。

決勝戦の第１セット、ジョイントは第３ゲームでブレークされたが、続くゲームでブレークバックに成功。第５ゲームで２度目のブレークを許すも、自身は第６ゲームと第８ゲームで立て続けにブレークを奪い先行する。

第２セットでは、ジョイントが第３ゲームで先にブレークに成功すると、第７ゲームで２度目のブレークを奪い１時間２０分でツアー初優勝を決めた。

ジョイントは今大会、Ｏ・カラシニコワ（ジョージア）とのペアで出場したダブルスでも前日の決勝で、Ａ・モラテッリ（イタリア）/ Ｃ・ロザテーロ（イタリア）ペアを6-3, 7-5のストレートで下してツアー大会初優勝を飾っており、今大会で単複初のツアータイトルを獲得した。

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