女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)は第29シードの
D・コリンズ(アメリカ)に1-6, 5-7のストレートで敗れ3回戦敗退となった。この結果、大会後に更新される世界ランキングで、シフィオンテクは3年以上守り続けてきた2位以上の座から陥落し、約3年2ヵ月ぶりに4位以下となることが決まった。
>>大坂 なおみvsスターンズ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<>>シナー、ズベレフ、アルカラスら BNLイタリア国際 組合せ<<23歳で世界ランク2位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目。2021年・2022年・2024年と過去3度優勝している。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク82位の
E・コチャレット(イタリア)を下し3回戦に駒を進めた。
3回戦は過去8度対戦し7勝1敗とシフィオンテクにとって相性の良い31歳で世界ランク35位のコリンズとの顔合わせとなった。
しかしこの試合、シフィオンテクは22本のアンフォーストエラーを記録。サービス時のポイント獲得率は44パーセントに留まり、コリンズに6度のブレークを奪われ、1時間44分でストレート負けを喫した。
この結果、シフィオンテクは大会後に更新される世界ランキングで2022年3月21日から3年以上守り続けてきた2位以上の座から陥落し、約3年2ヵ月ぶりに4位以下となることが決まった。
シフィオンテクは昨年の6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝を飾ったのを最後にツアー大会で約1年間決勝に進出できいない。今季も安定した成績は残しているものの、今大会前まででツアー7大会に出場し、ベスト8が3回、ベスト4が4回となっていた。
そして今回、得意のクレーコートで行われている過去3度の優勝を誇る大会で、相性の良い相手に対しストレート負けを喫したシフィオンテク。
現在3連覇中で絶対女王として君臨している25日開幕の全仏オープンにも暗雲が漂う。
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