男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500) は17日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選勝者で世界ランク80位の
L・ジェレ(セルビア)に6-2, 6-4のストレートで快勝し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>内山 靖崇vsウォルトン 1ポイント速報<<21歳で世界ランク2位のアルカラスは前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で決勝に進出。決勝では
L・ムセッティ(イタリア)を3-6, 6-1, 6-0の逆転で破り、ツアー通算18勝目をあげるとともに、ATPマスターズ1000で6度目の優勝を飾った。
そのアルカラスが同大会の本戦に出場するのは2年ぶり4度目。2022年と2023年には優勝を飾っている。今大会は1回戦で世界ランク126位のE・クイン(アメリカ)を6-2, 7-6 (8-6)のストレートで破り2年ぶり3度目の初戦突破を果たすとともに、同大会での連勝記録を“11”に伸ばした。
一方、29歳のジェレは現在世界ランク80位となっているものの、2019年には自己最高位となる27位を記録しており、ツアー大会でも3度の優勝を誇る実力者。
両者は2023年に1度対戦しており、この時はアルカラスが6-2, 4-6, 6-2のフルセットで勝利している。
2度目の顔合わせとなった2回戦、アルカラスは安定したプレーでジェレから27本のアンフォーストエラーを引き出し、各セットで2度ずつブレークに成功。サービスゲームでは1度ブレークを許したものの安定してキープを重ねてマッチポイントを迎えると、最後は強烈なボディへのサーブでジェレのリターンを詰まらせ1時間11分で勝利を収めた。
勝利したアルカラスは準々決勝で第5シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で世界ランク74位の
J・ファーンリー(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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