車いすテニスのエキシビションマッチであるマイアミ・オープン・車いすテニス・インビテーショナル(アメリカ/マイアミ、ハード)は日本時間28日(現地27日)に男子シングルス準決勝が行われ、2023年に現役を引退した元世界ランク1位の
国枝慎吾が現世界ランク3位のM・デ ラ プエンテ(スペイン)を7-5, 7-5のストレートで破り決勝進出を果たすとともに、大会2連覇に王手をかけた。
>>ジョコビッチらマイアミOP組み合わせ<<>>サバレンカらマイアミOP組み合わせ<<今年2月に41歳となった国枝は、2023年1月に世界ランク1位のまま現役を引退。
現役時代には、四大大会の車いすテニス部門で男子歴代最多となる50回(シングルス28回、ダブルス22回)の優勝を記録。また、パラリンピックではシングルスで金メダルを3個、ダブルスで1個獲得しており、四大大会とパラリンピックを制覇する生涯ゴールデンスラムを達成したまさに車いすテニス界のレジェンドである。
その国枝は、昨年初開催となったマイアミ・オープンの車いすテニス部門にトーナメント・ディレクター兼プレーヤーとして参戦し、決勝で
A・ヒューエット(イギリス)を6-7 (3-7), 6-3, 6-3の逆転で下し初代王者に輝いた。
前日に行われたダブルスでは
G・リード(イギリス)とのペアでデ ラ プエンテ/
G・ フェルナンデス(アルゼンチン)ペアを破り優勝を飾った国枝は、この日のシングルス準決勝でも現役のトップ選手であるデ ラ プエンテに対してストレート勝ちを収めた。
決勝進出を決めた国枝は試合終了後に自身のXを更新し「第一シード、世界3位デラプンテに75.75で勝ち決勝進出。粘り強くファイト出来ました(原文)」と投稿した。
勝利した国枝は大会2連覇をかけ、決勝で世界ランク4位の フェルナンデスと対戦する。フェルナンデスは準決勝で同5位のリードを下しての勝ち上がり。
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