男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間26日、第20シードの
T・マハツ(チェコ)と19歳で世界ランク54位の
J・メンシク(チェコ)のシングルス4回戦が行われる予定だったが、マハツが試合前に棄権を表明したため、メンシクは思わぬ形で初のベスト8進出を果たした。また10代の選手が同大会でベスト8に進出するのは、2010年以降では同1位の
J・シナー(イタリア)、同2位の
A・ズベレフ(ドイツ)らに続き6人目となった。
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メンシクが同大会の本戦に出場するのは初。今大会は1回戦で世界ランク50位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、2回戦で第6シードの
J・ドレイパー(イギリス)、そして3回戦では同71位の
R・サフィウリンを下し、ベスト16進出を果たした。
一方、24歳で世界ランク21位のマハツは同大会の本戦初出場となった昨年、ベスト8を果たしている。今大会は3回戦で世界ランク114位の
R・オペルカ(アメリカ)をストレートで勝ち上がり。
両者は今年のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)1回戦で初対戦しており、この時はマハツが6-4, 2-6, 6-3のフルセットで勝利していた。
しかし今回、マハツが体調不良により試合前に棄権を表明したため、2度目の対戦は実現しなかった。
思わぬ形で昨年のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)以来、マスターズ1000大会では2度目の準々決勝に駒を進めたメンシクは26日、自身のSNSを更新し「早く良くなって下さい。マイアミでのチェコ対決を楽しみにしていたけど、また何度も実現させましょう!」と投稿した。
また、19歳のメンシクは2010年以降、シナー、ズベレフ、
C・アルカラス(スペイン)、
F・オジェ アリアシム(カナダ)、
D・シャポバロフ(カナダ)に続き、10代で同大会ベスト8進出を果たした6人目の選手となった。
なおメンシクは準々決勝で第1シードのズベレフと第17シードの
A・フィス(フランス)の勝者と対戦する。
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