男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間8日(現地7日)、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク91位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)を6-2, 6-4のストレートで下すとともに、2年連続4度目の3回戦進出を果たした。
>>綿貫 陽介、ジョコビッチ、メドベージェフら BNPパリバOP組合せ<<26歳で世界ランク9位のチチパスは1日に行われたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500)決勝で
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3, 6-3のストレートで下し、ATP500の大会で12度目の決勝にして初優勝を飾るとともに、ツアー大会で約11ヵ月ぶり12度目のタイトルを獲得した。
同大会には過去6度出場しており、最高成績は2021年のベスト8となっている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、チチパスはこれが初戦となった。
一方、24歳のセイボスワイルドが同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年は予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、当時世界ランク15位の
K・ハチャノフらを下して3回戦進出を果たした。
2回戦の第1セット、セイボスワイルドのセカンドサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得したチチパスは2度のブレークを奪って先行する。
続く第2セットでもチチパスは1度もブレークポイントを与えることなく安定してキープを重ねる。さらに19本のウィナーを決めるなどストローク戦でも優位に立ったチチパスは、第10ゲームで6度目のマッチポイントを取り切って1時間27分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載されている。
「特にサーブには満足している。試合を通してサーブはコントロールすることが出来たと感じていて、リターンについては少し試行錯誤していた。それは試合の中で少し見て取れたかもしれないが、試合終盤にそれをうまく見つけることができ、理想的な終わり方ができたと思う」
勝利したチチパスは3回戦で第28シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは2回戦で世界ランク75位の
C・オコネル(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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