元世界1位、母国大会のディレクター就任

昨年パリ五輪でのケルバー

画像提供：ゲッティイメージズ

６月２２日に開幕する女子テニスのホバート・ホンブルクオープン（ドイツ/バート・ホンブルク、芝、WTA500）は２月２８日にSNSを更新し、元世界ランク１位で昨年現役を引退したＡ・ケルバー（ドイツ）が同大会のトーナメントディレクターに就任すると発表した。

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現在３７歳のケルバーは現役時代、四大大会３勝を含む１４個のツアータイトルを獲得。２０１６年９月には世界ランク１位に上り詰め、オリンピックでは２０１６年のリオデジャネイロ大会で銀メダルを手にしている。昨年８月のパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）で現役を引退した。

芝コートでは他サーフェスより好成績を残しており、２０１８年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で優勝。ウィンブルドンでは２０１２年と２０２１年にベスト４、２０１６年に準優勝を飾っている。

今回、ホバート・ホンブルクオープンはSNSでケルバーのトーナメントディレクター就任を発表。「元世界ランク１位で芝のスペシャリストが就任します。彼女は選手がウィンブルドンに向けて何を準備する必要があるか知っています。経験と情熱でさらに大会を発展させていくだろう」とつづった。

今年のホバート・ホンブルクオープンは６月２２日から２８日まで開催。ウィンブルドンは翌々日の６月３０日に開幕する。