男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500）は２７日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク２１位の
Ｆ・オジェ アリアシム（カナダ）がプロテクトランキング（負傷などによる長期離脱選手の救済措置）を使用して出場した同１８６位の
Ｍ・チリッチ（クロアチア）を6-4, 3-6, 6-2のフルセットの接戦の末に破り、初のベスト４進出を果たした。
＞＞メドベージェフ、チチパスらドバイ選手権組合せ＜＜２４歳のオジェ アリアシムが同大会に出場するのは２年ぶり２度目。初出場となった２０２３年は２回戦で
Ｌ・ソネゴ（イタリア）に敗れた。
今大会は１回戦で世界ランク５１位の
Ａ・ブブリク（カザフスタン）、２回戦で同３８位の
Ｎ・ボルジェス（ポルトガル）を下し準々決勝に駒を進めている。
３６歳で元世界ランク３位のチリッチとの顔合わせとなった準々決勝の第１セット、オジェ アリアシムは第７ゲームでブレークを奪い先行する。
しかし第２セット、第４ゲームでブレークを許したオジェ アリアシムは、その後ブレークバックを果たせず１セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、オジェ アリアシムは第４ゲームでブレークを奪うと、チリッチに１度もブレークを許さず、最後は第８ゲームで再びブレークに成功し２時間１６分でベスト４進出を果たした。
勝利したオジェ アリアシムは、準決勝で予選勝者で世界ランク７７位の
Ｑ・アリス（フランス）とラッキールーザーで本戦入りした同７９位の
Ｌ・ナルディ（イタリア）の勝者と対戦する。
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