国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコ、シナー騒動言及「矛盾ある」

ジョコビッチ
ジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク7位のN・ジョコビッチ(セルビア)は17日、現在行われているカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)の会見に登場。同1位のJ・シナー(イタリア)が禁止薬物の陽性により3ヵ月の出場停止処分を受けたことについて言及した。

>>【徹底解説】シナー禁止薬物騒動<<

昨年8月、国際テニス インテグリティ・エージェンシー(ITIA)は3月に実施された2度の検査で使用が禁止されている薬物のクロステボルがシナーから低濃度で検出されたと発表。

通常は禁止薬物が検出された時点で暫定的に出場停止処分となるものの、選手には異議を申し立て出場停止処分を解除する権利があり、シナーはこの申し立てを行い、その後の調査で意図せずして皮膚から体内に禁止薬物が取り込まれたことが認められた。

そして、シナーには過失や怠慢がなかったことが認められ、調査後に出場停止処分は下されなかった。

この決定に対して昨年10月にWADAがシナー、ITIA、国際テニス連盟(ITF)を相手に上訴。WADAはシナーに1~2年の出場停止処分を求め、審理が今年4月16日と17日に行われる予定となっていた。

しかし今月15日に事態は一転。WADAは3ヵ月の出場停止処分が適切だと発表。シナーがこの処分を受け入れたことで上訴は取り下げられ、シナーの処分が決定した。シナーの出場停止期間は2025年2月9日から2025年5月4日までの3ヵ月間となる。

選手の意見をよりクリアに反映させるための組織PTPA(プロテニス選手協会)の設立メンバーでもあるジョコビッチは、今回の件についてこの日の会見でコメントした。

「この件は確かに我々のスポーツにとって良いイメージではない」

「選手の大半は公平と感じていなくて、えこひいきが行われていると感じている。トップ選手であれば、一流の弁護士か何かを雇うことができて、結果に影響を与えることができるようだ」

「(シナーと同じく昨年禁止薬物検査で陽性となり出場停止処分を受けた女子世界ランク2位の)I・シフィオンテク(ポーランド)とシナーは無実だ。そうでないことが証明されない限り。だから今のところ、彼らが無実であることはわかっている」

「シナーはツアーで働いているチームメンバーのミスと怠慢により、3ヵ月の出場停止処分を受けた。僕個人、そして多くの選手がケースによってこれほど多くの矛盾があることを少し奇妙に感じている」

「ソーシャルメディアでは(故意ではない違反で出場停止処分を受けた)S・ハレプ(ルーマニア)やT・ムーア(イギリス)、そしておそらくあまり知られていない他の選手が何年もの間、事件の解決に苦労したり、何年も出場停止処分を受けたりしているのを見てきた」

「今こそこのシステムについて取り組むのに絶好の時期だと思う。なぜなら、このシステムと構造は明らかにアンチドーピングとして機能していないからだ。これは明らかだ。なので近い将来、ツアーと統括団体が協力し、プロセスに対処するより効果的な方法を見つけようとしてくれることを願っている」

「僕たちは選択しなければならない。この矛盾はすべての選手を苛立たせるものだ」

「すべてのケースを個別に、または独立して扱うとしたら、それが今起こっていることだが、一貫性がなく、透明性がない。そして、いくつかのケースは透明性があり、いくつかはそうではない」

「問題は現在テニス選手が男女を問わず、WADAとITIAおよびプロセス全体に対して信頼を失っていることだ」

「なので僕たちは、すべてのケースを最初から透明にするか、解決するまですべてを非公開にするかのどちらかに同意することになる」

「今のところこれについて僕の意見はない。議論を始めることが重要だと思う。そして、このスポーツにとって何が最善かを見極めよう」


【最大70%OFF】テニスウエア&シューズ
■売り尽くしSALE開催中>


■関連ニュース

・ズベレフ激怒「少しは尊重しろ」
・元世界7位 41歳で現役引退を決断
・錦織 圭&西岡 良仁 ジュニアを指導

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年2月18日10時40分)

その他のニュース

2月23日

躍進の世界60位 今季2度目の決勝へ (12時06分)

内山靖崇と綿貫陽介、予選敗退続く (11時05分)

世界31位 逆転勝ちで2連覇王手 (10時04分)

熱戦制しツアー17度目V「最高」 (8時43分)

史上最年少でWTA1000制覇 (7時30分)

2月22日

ダブルス賞金増額訴え「見下す人へ」 (16時07分)

元サッカー代表、テニスでも代表選出 (15時17分)

快勝で4強、連覇まであと2勝 (13時52分)

逆転勝ちで決勝進出「調子良い」 (11時58分)

世界86位がズべレフ撃破の金星 (10時58分)

ズベレフ 世界86位にまさかの逆転負け (9時56分)

激闘制しツアー17度目V王手 (9時09分)

17歳 史上最年少でWTA1000決勝進出 (7時47分)

2月21日

史上2度目「予選敗者」同士の準々決勝 (18時56分)

メドベージェフ 食中毒で途中棄権 (17時20分)

世界7位ルバキナ 5年ぶりの4強入り (16時00分)

全豪での怪我乗り越え 初の4強 (15時22分)

8度目のマッチポイント取り切り4強 (13時26分)

レーバー杯 今年の顔ぶれが徐々に決定 (11時37分)

ナダル 引退の盟友へ「素晴らしいキャリア」 (10時13分)

敗退「どうすればよかったのか分からない」 (8時14分)

アルカラス下し4強「最高の気分」 (7時27分)

2月20日

17歳が世界2位撃破、初の4強 (21時56分)

ズべレフ8強「持ち直せた」 (20時00分)

世界1位の有本尚紀と佐藤政大が2連覇 (19時07分)

世界2位シフィオンテク 8強入り (17時42分)

世界1位 ストレート負けで3回戦敗退 (16時30分)

ジョコ破った世界35位 激闘制し8強 (15時56分)

ストーカーにパニック「つらい経験」 (14時04分)

アルカラス 猛攻退け8強入り (13時14分)

44歳ヴィーナス、18歳新星らにWC (11時00分)

マイアミOP 大坂・内島ら出場選手一覧 (10時28分)

マイアミOP 西岡・錦織ら出場選手一覧 (8時26分)

ベルダスコ引退 ジョコと最後まで笑顔 (7時30分)

【動画】ルブレフ 17度目のツアー制覇!優勝の瞬間、両手突き上げる! (0時00分)

【動画】17歳アンドレーワ 史上最年少でWTA1000制覇!優勝の瞬間、誇らしげな表情 (0時00分)

【動画】世界2位ズベレフ撃破の金星!世界86位コメサナ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!