女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン2025（カタール/ドーハ、ハード、WTA1000）は１２日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＡ・サバレンカは世界ランキング２６位のＥ・アレクサンドロワに6-3, 3-6, 6-7 (5-7)の逆転で敗れ初戦敗退となった。

世界ランク１位のサバレンカが同大会に出場するのは３年ぶり４度目。２０２２年には、決勝で元世界ランク２位のＰ・クヴィトバ（チェコ）をストレートで下し優勝を飾っている。

上位８シードが１回戦免除のためこの試合が初戦となったサバレンカは２回戦の第１セット、第４ゲームでブレークに成功しセットを先行するが、続く第２セットでは２度のブレークを奪われると、１度ブレークを返すも差を縮められずファイナルセットに突入。

迎えたファイナルセット、両者２度ずつブレークを奪い合いタイブレークへ。タイブレークでは、６度のミニブレークを奪われたサバレンカは５度ミニブレークを返すも、３度目のマッチポイントを凌ぎきれず、２時間２６分の熱戦の末敗れ２回戦敗退となった。

勝利したアレクサンドロワは、３回戦で世界ランク２１位のＥ・メルテンス（ベルギー）と対戦する。メルテンスは２回戦で同２３位のＣ・ブクサ（スペイン）をストレートで下しての勝ち上がり。

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