テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランク41位の
G・モンフィス(フランス)が第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)を3-6, 7-5, 7-6 (7-1), 6-4の逆転で下すとともに、3年ぶり6度目のベスト16入りを果たした。
>>シナー、アルカラス、ジョコビッチら 全豪OP組合せ<<モンフィスは前週行われたASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)で1年3ヵ月ぶり13度目のタイトルを獲得。38歳4ヵ月でのツアー制覇は、1990年にATPツアーが創設されて以降、史上最年長記録となった。
そのモンフィスは1回戦で第30シードの
G・ペリカー(フランス)、2回戦で世界ランク101位の
D・アルトマイヤー(ドイツ)を破り3回戦へ駒を進めた。
一方、27歳で世界ランク4位のフリッツが同大会に出場するのは7年連続9度目。最高成績は昨年のベスト8となっている。今大会は1回戦でプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を使用して出場した元世界ランク33位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、2回戦で予選勝者で世界ランク150位の
C・ガリン(チリ)を下している。
注目を集めたこの試合の第1セット、モンフィスは第8ゲームでブレークを許し先行されるも、第2セットでは第12ゲームをラブゲームでブレークに成功し、このセットを取り返して1セットオールに。
続く第3セットでは両者キープを重ねタイブレークに突入。モンフィスは緩急をつけた配球でフリッツを翻弄し、これを制して勝利に王手をかける。
そして第4セット、第4ゲームで2度のブレークポイントを凌いだモンフィスは第9ゲームでブレークに成功。直後のサービング・フォー・ザ・マッチで1度目のマッチポイントをものにし勝利を収めた。
試合後モンフィスは「ゲームプランはベースラインをキープしつつ、テンポを変えること、ビッグショットをライン際に打ち込むこと、そしてボールに角度をつけることだった。しっかりとやり遂げることができたよ」と語った。
「ハードな練習を続けていて、リカバリー(回復)の部分をしっかり取り組むようにしている。まだ十分に活躍できると強く信じているし、チームをとても信頼しているんだ」
なお勝利したモンフィスは4回戦で第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)と第21シードの
B・シェルトン(アメリカ)の勝者と対戦する。
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