男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は17日、ダブルス決勝が行われ、第8シードのK・クラウィーツ(ドイツ)/
T・プッツ(ドイツ)組が第1シードの
M・アレバロ(エルサルバドル)/
M・パビッチ(クロアチア)組を7-6 (7-5), 7-6 (8-6)のストレートで破り、ドイツ人ペアとして初の大会制覇を成し遂げた。
>>【動画】シナーが最終戦V 優勝の瞬間<<>>Nitto ATPファイナルズ 予選RR・決勝T組合せ<<>>テニス365運営メンバー募集中<<同大会は今季の獲得ポイント上位8ペアのみが出場できるシーズン最後の大会。4ペアずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2ペアが準決勝に進出する。
クラウィーツとプッツは今季、7月のヨーロピアン・ハンブルグ・オープン(ドイツ/ハンブルグ、クレー、ATP500)のみのタイトル獲得に終わっていたものの、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準優勝。そのポイントが今季の獲得ポイントに大きく影響し、第8シードとしての出場となった。
予選ラウンドロビンのボブ・ブライアングループでは第1戦でアレバロ/ パビッチ組をストレートで下していたドイツ人ペア。第2戦では第4シードの
S・ボレッリ(イタリア)/ A・ババソリ(イタリア)組を撃破すると、第3戦では第6シードの
R・ボパンナ(インド)/
M・エブデン(オーストラリア)組にフルセットで敗れたが、準決勝では第5シードの
M・パーセル(オーストラリア)/
J・トンプソン(オーストラリア)組を下し決勝に駒を進めた。
決勝戦では両ペアともにサービスが絶好調で、互いにブレークを奪うことができずタイブレークに突入。そのいずれのタイブレークを制したクラウィーツとプッツが1時間38分の接戦をものにした。
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