女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は日本時間17日(現地16日)、準々決勝の「日本vsイタリア」の第3試合のダブルスが行われ、
青山修子/
穂積絵莉ペアは
S・エラーニ(イタリア)/
J・パオリーニ(イタリア)ペアに3-6, 4-6のストレートで敗れ、
杉山愛監督率いる日本は1勝2敗の逆転負けでベスト4進出を逃した。
>>BJKカップファイナルズ 組合せ<<>>テニス365運営メンバー募集中<<ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナルズは昨年優勝国のカナダ、そして準優勝国のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカード(主催者推薦)のチェコに加え、今年4月の予選を勝ち抜いたオーストラリア、ドイツ、イギリス、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、アメリカの計12ヵ国が出場し、世界一の座をトーナメント形式で争うもの。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
世界ランク15位の日本は1回戦で同11位のルーマニアを2勝1敗で下し準々決勝に進出。一方、同3位の強豪イタリアはシードのため1回戦が免除されており、この試合が初戦となる。
日本は第1試合で世界ランク135位の
柴原瑛菜が同54位の
E・コチャレット(イタリア)を破りベスト4進出に王手をかけたが、第2試合で同56位の
内島萌夏は同4位のパオリーニに敗れ、1勝1敗で第3試合のダブルスを迎えた。
第3試合の第1セット、両ぺア1度ずつブレークを奪い合い迎えた第6ゲームで青山と穂積は2度目のブレークを許し先行される。
続く第2セット、青山と穂積は相手の勢いを止められず第1ゲームでブレークを許すと、その後さらに第5ゲームでもブレークを奪われる。第8ゲームで1度はブレークを返したものの追いつくことはできなかった青山と穂積はストレート負けを喫し、日本は1勝2敗で準々決勝敗退となった。
昨年から日本代表の指揮を執る杉山監督はこれが9戦目にして初黒星。
また、日本は国別対抗戦の最高成績となる1996年のベスト4に28年ぶりに並ぶことを目指していたが、快挙はお預けとなった。
勝利したイタリアは2年連続の決勝進出をかけ、準決勝でチェコとポーランドのどちらかと対戦する。
【日本vsイタリア】
第1試合
柴原瑛菜 3-6, 6-4, 6-4 コチャレット
第2試合
内島萌夏 3-6, 4-6 パオリーニ
第3試合
青山修子/ 穂積絵莉 3-6, 4-6 エラーニ/ パオリーニ
【日本代表メンバー】
内島萌夏
日比野菜緒青山修子
穂積絵莉
柴原瑛菜
監督:杉山愛
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